チベット問題がサヨクのリトマス紙になっている件

 最近チベット問題関連の記事を追っていると結構な頻度で見られるのが『クソウヨは単にサヨクを非難したいためだけにチベット問題にことさら過剰反応している』というモノだが、アホかと言いたい、すごく言いたい。実際問題『サヨクを非難したいだけ』ってフレーズを完全否定することは事実上不可能。なぜならウヨクは実際に非難しているからだ。だがサヨクチベット問題へのノータッチぶりは非難されて当たり前のことだ。それを非難されるいわれはないとでも思っているのだろうか? それとも証明不可能なモノを引き合いに出して、水掛け論にでもしたいのだろうか? どっちにしたってくだらないとしかいいようがない。

 また、こういったチベット問題に対してイラク戦争を引き合いに出してどうのこうのというやつがいるが、それが今関係あるのかと聞きたい。正直俺はイラク戦争時におけるウヨクの動向について詳しくはしらない*1。だが、それがこの件と何の関係がある? 今問題とされているのはチベット問題だぞ? 論旨のすり替えも良いところだ。これもまたくだらない。

 チベット問題そのものには言及せずに、枝葉の部分やウヨクの動向にだけ言及するのはいったい何なんだ? そしてそういう奴らが大部分を占めているのは何なんだ? 言及すべきはそこじゃないだろうよ。些細なことで鬼の首を取ったかのように『これだからクソウヨは』って、肝心な部分には耳をふさいで、でも皮肉は言いたいですってか? アホか。

 だが、最近これも悪いことばかりじゃないよなと思うようになってきた。なぜならこの件に対する様々なサヨク系ブロガーの動向を調べておけば、取捨選択が楽にできるからだ。もちろん完全にはムリだが、言いたいことしか言わず、聞きたいことしか聞かないタイプのサヨクははじけるはず。*2そう考えればはてブのコメント欄とかでイライラすることも少しは無くなる、かもしれない。

*1:個人的には一般的なウヨクが肯定したというのは腑に落ちる。ネットウヨクはよく分からない

*2:同様にイラク戦争時の対応でウヨクの選別も出来そう