人生を結論づけることの無意味。

非モテは生まれつきであって努力ではどうにもならない、これ結論 - Over the Rainbow -キモオタの遠吠え- 
 個別に反論していきますが、結構勘違いなされてる部分が多く、また一カ所こちらのミスがあるので文字数が多くなると思いますがご容赦ください。また、このやり取りにあまり興味のなく、でも俺の話の核心だけを知りたい方は下の方に結論を書きますのでそこをお読みください。では、始めます。



poporoさんは中庸を自称している方です。

 自称はしてないです。立ち位置的には中庸に近いと思いますけど、中庸にいようと思っている訳でもないですよ。単にどっちつかずなだけです、たぶん。これ、前にコメント欄で行ったと思うんですが……まあ、うん、まったくの的外れではないんでこれは良しとします。次に引用文の要約について訂正を入れさせてもらいます。


涅槃寂静を求めるかのように自己を殺すようなまねも、現実に対する最適解を求めるように脱オタを目指すまねも、どっちもきつい、どうせどっちもキツいんだからあまり考えずに逃げればいい。

きついんなら逃げればいいと言いましたが、端から逃げろとはいっていません。


オタクがモテない理由は考えすぎだからであり、

これは
 もっとゆるくいきていこうよ。DQNが何でもてるかって、それはコミュニケーション能力の高さじゃなくて、何も考えてないっていう知能レベルの低さだよ。

ここからきてると思うんですけど、正直これは俺のミスです。申し訳ありません。コレは断定しすぎました。DQNがもてる理由の一要因とお考えください。言いたいことを正確に書けてるのは次の方です。


 もし、オタクがもてない最たる理由を挙げるなら『考えすぎ』って部分だよ。

数行先にある文なのですが、こっちが本命です。


あまり考えないようにしてコミュニケーションの速度になれる訓練をつめばモテるようになる。

先ほどの俺のミスのせいで勘違いさせちゃったと思うんですけど、俺は『こうすればもてる』みたいな話はしていません。むしろ、それを非難している立場です。それを端的に書いてあるのがこちら、


この記事はものすごく簡単に言うならマニュアル非難です。

そして非難をしている理由がこちら


要するに、『マニュアルは逆にあなたを縛る』『あなたにとっての解決策はあなたにしか作れない』『そしてその解決策は考えて実行するのではなく感覚としてすり込まないと使えない』ってことなんですよ。

さて、速度の話に対してはまだふれていませんが、それに関してはちょっと長くなる上、heartless00さんの他の部分の文章とリンクしちゃったりするので後に回させてください。


heartlessさんに世界を把握することは無理だ。私の「正しい」とあなたの「正しい」は違う。

ちょっと違います。正解を『完全』に把握するのは無理だといっているのです。これも詳しいことは後で。


だから〜べきというマニュアルに意味はない

コレはちょっと違います。なにもheartlessさんに限定するつもりはないです。でも、大筋ではあたりです。


とりあえず、引用に関するつっこみは以上です。次、本文に対してのつっこみです。引用の段階で俺のミスもあったためおかしくなっちゃってたんで、繰り返しが多くなっちゃいますがご容赦ください。



元ひきこもりの私から言わせてもらせば、逃げることが一番キツい。そして逃げ続けることは不可能である(金銭的な意味で)。虚勢も脱オタもできない状態、それがひきもりだと思います。現に苦しんでいるのに、あまり考えずに逃げ続ける、というのは不可能です。

端から逃げろと入っていません。逃げ続けろとも言っていません。単に、真っ向勝負だとか完全なる諦観に意味はないといっているのです。


考えすぎるからコミュニケーションが取れないと・・違うと思います。コミュニケーションが取れないから考えるのではないでしょうか。poporoさんはオタクは人見知りが激しく、こわがっているからコミュ障害に陥るのだと言いますが、人見知りしない人でもコミュ障害を持っている人はたくさんいます(私もそうですが)。

コミュニケーションがとれない理由を全てそれで説明しようとは思っていないですよ。むしろ、そういったコミュニケーションがとれない理由を完全に完璧に論理的に過不足なく一分の隙もなく説明することを無意味だと思っています。あと、人見知りが全ての原因だとも言っていません。コレも他の記事とリンクするので詳しい説明は後ほど。んで、次からがわりと核心です。



ニワトリ卵論争を避けるためになぜコミュ障害に陥るのかという見解を2つに分けてみます。
1.自意識過剰だからモテない(poporoさんの説)
2.生まれ持ったスペックが低いからモテない(喪板の常識)
自意識過剰だからモテない、という考え方は(中略)女5〜6人ぶっ殺して俺も死ぬとか言っていました。
岡田斗司夫氏などは(中略)というようなことを言い始めた。
こうなったのにはある理由があります(中略)・・・絶句するほどキモい画ですね・・
どんなことでも努力すればなんとなる、のはアニメの世界の話です。現実と虚構の区別はつけましょう。
スピードに慣れる、というのは不可能です。足が速いヤツと遅いヤツ、努力で並ぶことはありえません。

長いので中略をたくさん入れました。ご容赦を。さて、コレが俺の言っているマニュアルなんです。次の文章もリンクしているので詳しい話は最後にしますが、これが俺の言うマニュアルだというのを踏まえたうえで読み進めてください。


(俺の記事の引用文です→)世界を捉えるのは不可能だ。あなたにも不可能だ。私の「正しい」とあなたの「正しい」は違う。だから〜べきというマニュアルに意味はない。(←俺の記事の引用文です)
世界を捉えるのは不可能といいつつ、スピードに慣れればモテる、と捉えているのは意図した矛盾でしょうか?

まず勘違いを指摘しておきます。『捉える』ことを不可能だとは言っていっていません。『括る』ことは不可能だといっているのです。俺の記事の該当する部分は


あなたの世界は世界の一部であって、世界はあなたの世界の一部でもなければ全部でもない。必要条件と十分条件をはき違えてるんですよ。あなたでは世界を括れない。だからマニュアルに意味はないです。通用するのは極々一定の条件下だけ、かつそれを満足に機能させることができるか出来ないかはあなた次第。それに何の意味があるんです?

これですね。まあ当たり前の話なんですけど、世界の一部であるあなたは世界の一部であるあなたの世界を捉えることはある程度までは可能です。というか、出来ないという方がおかしい。できますよ、そりゃある程度までなら。でも、それは単にケースを限定して考えたに過ぎません。しかも、あなたの世界は世界の一部なのですから、あなたがそう望まなくても勝手に変化します。ですので、あなたがついさっきまで捉えられていると思っていたものが、もう捉えられなくなることもままあるわけです。


私単独で世界を研究し把握したのではなく、私の経験と、そしてそれ専門の評論家やフィールドワーカーの意見を参照しています。また個々によって「正しい」が違うと言いますが、それでもトライブ間で大雑把に区分けできるはずです。これすらも否定するということは社会批評そのものの否定になってしまいますよ?

これも通用しません。heartlessさんはオタク論は狭義の意味の社会学の範疇に属するとお考えのようですが、それは断定しすぎですね。そういった側面もありますが、精神医学のような個々に焦点を絞った学問とも深くかかわりを持っています。そして、脱オタ論はオタクという集団ではなくオタクである個人に趣をおいているので、マクロよりもミクロにかなりよっています。そして社会学は基本、マクロの学問でありミクロの学問ではありません。ミクロ社会学というものも存在しますが、そもそも社会学からしてデータの正否を見分けるのが難しく、ミクロ社会学においてそれはさらに顕著になります。俺は『言ったものがち』といいましたが、まさしくそれです。基本、正しさを確定できない代わりに完全なる否定もまた不可能。そんなものを持ち出されても議論になりえません。非難をしたいだけならばそれでも結構ですけどね? さらにheartlessさんは、自身の経験を社会学に付け足して、ミクロを補おうとしているみたいですけれど、そんなことは不可能です。その理由はそれは先ほど説明しましたので割愛します。


中庸を目指すというならばそれで構いませんが、poporoさんの意見を聞いていると中庸というよりも俺様理論になっている気がします。もうちょっと客観的に、多様に物事を捉えたほうがいいですよ?

ですので、多様性を持っていないのはむしろheartlessさんの方です。特定の社会学一辺倒で物事を捉えすぎです。


最後に、喪板でのやりとりでよく使われる名言
努力でモテる派「不可能なんてない!努力でなんとかなるって!」
喪男「お前、ミルコに勝てるか?」

限定条件における極論ですね。これまた多様性がない。ま、そういう意味で書いたんじゃないでしょうけど一応。




さてさて、一応個別に反論したわけですが、これだと全体像が見えません。ですので、全体を踏まえた上で後回しにした部分を含めて話を進めていきます。それにはまず、俺の言うマニュアルとは何かを先に話さなくてはなりません。

大抵のオタク論や脱オタ論はただのマニュアルです。『こういう場合があって、そういう場合があって』だから『こうすればいい、ああすればいい』そういうモノの組み合わせがほとんどです。コミュニケーション論も同じく『特定の状況』における『解決策』を色々考えているに過ぎない。

記事からの引用ですが、これが俺の言うマニュアルです。先ほど俺がマニュアルだといった部分をこれを踏まえてもう一度読んでみてください。典型的なマニュアルですよ、どう見ても。で、じゃあ何でマニュアルが駄目かというと


もっと単純に『こわい』というのが原因だと思うんですよ。何が起こるかわからないから考える。そして考えるとさらにわからないところが出てきてまた恐くなる。そういうのを繰り返して結果的に動けなくなる。たとえ最終的に何とか持論を完成させたところで、完成させた理論を完璧にこなすこと自体が難しい上に、その理論だって大抵が一定の条件下における状況の特定化に過ぎない。こういう場合ああすればいい、こうすればいい。これって要するにデートマニュアルなわけで、やっぱりマニュアルはマニュアルなんですよ。というか困難複雑で日々変化しているモノをマニュアル化すること自体ナンセンスなんです。しかも、そのマニュアルが成功したところで、それはあなたにとっての成功であって、他の誰かにとっての成功になるとは限らない。人がかわれば状況も変わる。あなたにとっての完成が誰かにとっての完成になるとは限らない。
 要するに、『マニュアルは逆にあなたを縛る』『あなたにとっての解決策はあなたにしか作れない』『そしてその解決策は考えて実行するのではなく感覚としてすり込まないと使えない』ってことなんですよ。

これまた記事からの引用ですが、こういうわけです。


次に『コミュニケーションには速度が必要というのはマニュアルじゃないのか?』の下りですが、何か勘違いしているみたいですが、『何も』考えるなとは言っていません。記事から引用するとこれですね。

まあ、もちろん、頭をパーにしろとは言いませんよ? あくまであまり『深く』考えすぎるな、です。

例えば服装はきちんとしろとか、清潔にしろとか、当たり前のことについてまで考えるなとはいっていません。あくまで『深く』考え過ぎるなです。『コミュニケーションには速度が必要』の下りも別にマニュアルではなく事実、というより当たり前の話です。相手の言葉をいちいち吟味してどうすればいいかなんて『深く』考えていたら、話についていけなかったり話を滞らせたりしてしまう。服装や清潔感にかんする問題ほど明確ではないだけです。ただ、これに関してもこれ以上深く考えるのは止めておくべきです。その速度って実際どのくらいなんだよ?とか、じゃあその常識の境目はどこなんだ?とかですね。人によって細かい部分は異なりますので、それをすべて網羅するのは不可能です。突き詰めちゃえば、人によっては服装を気にしなくて、気にすることは常識じゃないというかもしれません。そういったケースまで考えていくと泥沼になり、ただのマニュアルと化していきます。ですので様々なケースを網羅することに意味はないどころか、場合によっては害悪です。


さて、次にip:p_shirokumaさんから意見を聞きたいといわれたものに答えてみます。

 「こわさ」についてなのですが、DQNが未知を未知と認識できないから「こわくない」のか、僕達が未知を「こわがってしまう」のか、どっちなのでしょうか?もっと言えば、「こわさ」をコミュニケーションで感じ取る人、そうでない人(DQN以外にも、そういった人は結構いますよね?)の相違はどこに由来するのか、を考えるといろいろなことがみえてくるのではないか、と思います。poporoさんなら、この辺りどのように相違の由来をお考えになるでしょうか?

これに関して全員がそうであるという回答は出来ません。ですが、汎用性のある、ゆるい論理の回答なら出来ます。それを踏まえたうえでお読みください。では、一つ一つ答えていきます。


DQNが未知を未知と認識できないから「こわくない」のか、僕達が未知を「こわがってしまう」のか、どっちなのでしょうか?

両方です。考えることに慣れていないDQNは未知を認識できない場合が多く、考えることになれたオタクは未知を認識出来てしまう。


もっと言えば、「こわさ」をコミュニケーションで感じ取る人、そうでない人(DQN以外にも、そういった人は結構いますよね?)の相違はどこに由来するのか

上にも関連していますが、俺は痛みに敏感であるか否かだと思っています。オタクの方は多かれ少なかれ痛みを多く感じているものだと思います。純粋に痛みを感じずに培われた趣向からオタクの道に入られた方は少ないと思います。だから、そこに転がっている『痛み』に気がついてしまう。それは、『自分』の痛みであり『相手』の痛みです。こうするとこうされるんじゃないか、だから怖い。こうするとこうおもってしまうんじゃないか、だから怖い。こういったものの一方、もしくは両方を持っている。だから傷つくことに敏感なゆえに、恐怖を多く感じてしまう。そうなるとただ生きているだけで恐ろしくなってくる。コミュニケーションなんてもっての外、出来るわけもない。極すれば、そこまでいく可能性を秘めている。
ゆえに、オタク論におけるマニュアルは害にしかならない場合が多くなると思うのです。マニュアルとは『深く考える』ことで、それは『痛み』のありそうな部分を探すことです。自分が痛みを感じる部分をわざわざほじくって、傷をさらす。そして『だから俺には無理なんだ』とか『不可能に近いよな』とか口にし始める。また、相手を傷つけそうな部分まで考えて『傷つけたらかわいそうだ』と痛みをリアルに知ってるがゆえに、その傷つくかどうかもわからない痛みをリアルにありえることとして受け止める。そしてリアルな『痛み』を感じて接することを躊躇う。『僕のこの行為は傷つけてしまうかもしれない』といった具合に。恐らく、相違はそこに由来しているんじゃないかと俺は思うんです。



●さて、これらを踏まえた上で結論を書かせていただきます。

俺は先ほど指摘したような痛みが存在しえることを認めます。ですが、それはただの可能性だ。あるかどうかもわからない可能性だ。あったとしてもそれを確認することが困難な可能性だ。それをわざわざピックアップして、がんじがらめになるなんて、いったい何のSMなんだって言う話です。
だから、そんなあるかどうかわからない可能性について『深く』考えるのはやめよう。もし失敗したら、そのときは反省したり謝ったりしよう。それでいいじゃないですか。それが、一般的な反応ですよ。いや、むしろ一般的にはそんな風に考えることすらせずにそれを実行している。だからまず、そこにいきましょうよ。
オタク論なんてたいていの場合ただのマニュアルで『コレはこうでアレはこうで』だから『コレは正しいアレは間違っている』ってことに終始している。そんなモノについて『深く』考えて、完成を目指してどうするんです? その論は、ただあなたを縛る以外の意味なんて持っていませんよ。

脱オタに失敗した。あれもやったこれもやった。思いつく限りのことをやった。でも駄目だった。」

ええ、そりゃそうですとも。『思いつく限りのこと』なんてものを実行している時点でもうとらわれて動けなくなってるんです。そもそも、終わりがあると思うことが駄目だ。終わりなんてなければ本当の意味での成功もない。そこらに転がっているようななんでもないような付き合いがあって、そのなんでもない付き合いが恋愛になったり友情になったり色々なものになる。その変わったあとの部分にどうやればたどり着けるかなんて、スタートラインにつかずにすっ飛ばしてそこまでいこうと考えるからおかしくなるんだ。いきなり合コンに行って成功するわけないでしょう。そしてその経験を全体に当てはめて、だから女は駄目だとか俺は駄目だとか言うのやめましょうよ。まずは普通になりましょう。スタートラインにつきましょうよ。そのためのオタク論なら大歓迎だ。例えば、服装ファッションなどの身だしなみに関する知識だとか、そういうスタートに立つことを後押しできるようなオタク論なら大歓迎なんですよ。駄目なのはスタートと終わりを作って、それを乗り切るためのルートを提示することだ。そんなものは、個々人の属する場所で大きく変わる。これは自分でどうにかするしかない部分なんですよ。
顔がいい悪い、体系体格、そういった千差万別の個人がいる。優劣もある。だからそんなの出来ない、無理、不可能、そういいたい人もいるでしょう。ええ、優劣はありますよ。たいていの場合イケメンにブサメンは勝てないでしょうよ。心のきれいさだとかお為ごかしを言ったところで、何の解決にもなりませんよ。でも、そういう悪い可能性なら嫌になるほど考えついて、それを提示できるのに、無理じゃない可能性をどうして端から除外するんです? というかそもそも、なんで端から戦って勝つことが前提なんです? まずは普通に人付き合いを構築しようとかなんで考えないんです? ただ構築するだけの戦いのないモノを自分は絶対できないって考える根拠は何なんです? その絶対は何処からきてるんです? そもそも不確定のモノをなんでそうあっさりと絶対なんていえるんです? そして、いろんな関係を構築していった中で、いつか受け入れてもらえる可能性をどうして除外するんです? どうしてそういう良い可能性は除外して、悪い可能性だけをわざわざピックアップして、今無理だからこれからも無理なんていって絶望するんです? そんな片方だけを選び取った極論をどうしてあっさり受け入れて全てを捨てようとするんです? 
 そういう極論を社会学やらを引用してそれっぽく論理性を持たせて語ったところで、前提条件が極論なんだからいみなんかないんですよ。いや、意味が無いどころか、それを信じ込むことによっておこる停滞を考えるなら害悪だ。駄目だったらはじめからやり直せばいいじゃないですか。もう一回スタートラインについて、ちょっとずつ、前回の反省を踏まえつつ自分のペースで。もちろん、全員が成功できるわけじゃないのは確かですよ? でも、それがあなただというのは極論だ。そんな極論を考えるのはやめましょうよ。そこまで思考をを飛ばしてなんになるんです。考えすぎちゃ駄目なんです。何で駄目なのかといったら、単純にそれはあなたにとって害にしかならないからですよ。あなたの失敗は、何でもないような付き合いの中の、そこらじゅうに転がっているような失敗なんです。失敗は失敗であって終わりではないんですよ。ゲームオーバーじゃないんです。そこで終わりにするのは失敗ではなくあなたなんですよ。スイッチを切れるのはあなた。だから切ったのはあなた。失敗によって終わったのではなくあなたが終わらせたんだ。

痛みが存在しえることを認めます。失敗もあり得ます。でも、その失敗を『深く』考察して、痛みをたくさん感じてそこから動けなくなるようなまねはやめましょう。だから考えすぎるのはやめましょう。適度に考えるようにしましょう。どこかで思考に区切りをつけましょう。失敗したならそれを『知識』ではなく『経験』にしてもう一回スタートからやり直し。そして時には寄り道したり休んだり怠けたり、限界以上に頑張りすぎずかといってやめることだけはせず、自分のペースで自分の世界を自分の方法で、何とかかんとかやっていきましょうよ。何とかかんとかやっていくんだからアップアップなのは当然なんです。かっこ悪くて当然なんです。そんな自分に嫌気が差すのも当然なんです。でも、そこで自分に結論付けることに意味なんかないんですよ。自分は駄目だなんて結論づけることに意味なんて無いんです。そこで結論付けたら、単にあなたのやってきたことが全て無意味になるだけなんです。これ以上無意味なことはないでしょう? だから大切なのは『完璧』を考えて目指すのではなく、拙くたっていいから『何とかかんとか』やっていくことなんです。そんな自分を『何とかかんとか』容認していくことなんです。


以上、終わりです。長々とまとまらない文章を書いてしまい申し訳ありません。ですが、言いたいことは大体言えた気がします。何かありましたらコメント欄やブックマークにでもどうぞ。



……でも本音を言えばちょっと疲れたorz

(補足)
多分、結論部分に具体例が少なすぎたと思うので、具体例を付け足します。また、骨の部分だけをちょっと抜き出します。ちょうど良い具合にブックマークコメントで取り上げやすいモノがあったので、それを使わせていただきます。

id:yugyu 『普通って何?/「失敗によって終わったのではなくあなたが終わらせたんだ。」これも結局「努力をしないお前たちが悪い」「努力が足りない」の言いかえじゃねぇの/読んだよ?行動教の言説にしか見えなかったけど』

このコメントを見て、結論にマニュアルについての部分が抜け落ちていたのを見つけたわけですが、なぜ抜け落ちを見つけることができたかというと、これがマニュアルだからです。

『普通って何?』の部分。言葉の定義、もしくは事象の定義を求めて考察する。
『行動教の言説』とその定義の具体例としての『「失敗によって終わったのではなくあなたが終わらせたんだ。」これも結局「努力をしないお前たちが悪い」「努力が足りない」の言いかえじゃねぇの』の部分。カテゴライズし、それに対するカウンターとしての論理を提示し、言説を否定する。

もろにマニュアルです。そして俺はそれを『意味がない』と否定しているのです。長々と解説していますが、突き詰めて説明するなら『意味のない行為を繰り返すことは無意味だ』といっているのです。マニュアルとしての正しさなんてモノはまったく求めていません。その細かな理由については結論部分に書いてあります。ですので、『〜論』のようなモノを持ち出してこの記事を非難することはずれているということを先に理解しておいていただけると幸いです。
もし、さらに何か抜け落ちがありましたらご指摘をよろしくお願いします。



(参考リンク)
脱オタク - Wikipedia
脱オタク恋愛講座 保管庫
*脱オタクファッションガイド*
社会学 - Wikipedia
社会学とは - はてなダイアリー
社会学入門(その1)
反社会学講座 第1回 なぜ社会学はだめなのか
2007-10-15 - シロクマの屑籠(汎適所属)
脱オタ派の嘘がどんだけの男女を無気力にさせているか少しは考えろ - Over the Rainbow -キモオタの遠吠え-
本当に『脱』すべき物 - はなてダイアリー、メンタコ
赤枕十庵の傲慢ナル略歴 - はてなの十庵



(追記)11/22 22:30

結論部分について指摘を受けましたので修正しました。上の方で説明していたため、結論だけ読んでも良いとかいいながら、ごっそり抜け落としてしまっていました。すいませんorz
他にも何かありましたらご指摘ください。自分じゃ気づかない抜け落ちがまだある気がするので、あった場合、結論部分より上の記事、もしくは以前書いた記事から持ってきます。よろしくお願いします。